今日は年長さんの部屋でした。
こどもたちと相談の結果、お買い物ごっこの中に砂絵屋さんや折り紙やさんを混ぜて
大いにもりあがったのですが、それは今日はおいておいて・・・^^
午睡前のお話の時間!!
ひとりの女の子と男の子が喧嘩になりました。
男の子「弱いものいじめじゃないよ。」
女の子「だって、女の子いじめたんだから弱いものいじめだよ。」
男の子「おまえだってOちゃんのこといじめるじゃないか。」
女の子「それは、姉弟だからちがうんだよ。」
(確かにOちゃんは女の子の弟です^^)
男の子(このあたりから泣き声が混じります^^)
「だって、それでもさ、小さい子のこといじめるんだから弱いものいじめだろ」
女の子「私だって、泣くことあるもん。噛まれたりしたら泣いちゃうし・・・」
・・・・・(おもしろいことになってきました。)
実は、男の子!!ふざけて友達の男の子をタオルを振り回しながら追い掛け回し、
それが他の女の子に当たってしまったんです。
ちなみに、今もめている女の子は、正義感からこういう発言を始めました。^^
(当事者ではありません。)
当事者は?といえば、私に言いにきました。
「あ~タオルもあたると痛いよね。どこが痛いの?痛いのいたいのとんでけ~♪」
で、すっきりにっこり帰っていきました。^^
話を戻します。
もう、このままでは埒があかなそうなので・・・
泣きながら叫んでいる男の子を呼びました。
「おいでよ!大丈夫!怒るわけじゃないよ。安心しておいで」
泣きながら私に訴えます。
そこで、その子を腕に抱えながら、みんなに聞きました。
「お友達と戦いごっこをしていて、はずみで叩いてしまったら、それは弱いものいじめ?」
みんな「ちがう~!それは喧嘩~~!!」
私「そうか、そうだね。喧嘩だね~♪」
私「それじゃ、小さい子や何もしていない子をわざと泣かせるようなことを言ったり、叩いたりしたらどうかなぁ?」
みんな「弱いものいじめ~~!!」
私「なるほど、何もしていない子や小さい子にわざといじわるするのが弱いものいじめなんだね。」
私「それじゃ、わざとじゃないんだけど、ふざけていて何もしていない子にあたってしまった場合はどう?」
みんな「弱いものいじめじゃない~~!!」
私「わ~そうなんだ!よかったね。弱いものいじめじゃないってみんなが言ってくれたよ。」
「ふざけていたら間違えて当たっちゃったんだものね。弱いものいじめって言われて悲しくなったんだね。でも、当たった子は痛かったみたいだよ。遊んでいるときにもこれからは気をつけないといけないね。」
男の子はうんうん!とうなずきながら私の話を聞いていました。
そして、女の子に「ごめんね」と言いました。
ひとつ解決!さてもうひとつは???
姉弟喧嘩を弱いものいじめと言われた女の子です。
私「弟と姉弟喧嘩をするのは弱いものいじめなのかな?」
みんな「ちがうよ。兄弟げんかだよ。」
私「そうだよね。だって、いつもおねえちゃんが悪いわけじゃないものね。よかった~みんな弱いものいじめなんてしていないってわかって♪」
いいテーマを提供してくれました。
弱いものいじめについてこんなに話ができたのはこういうチャンスを与えてくれたこどもたちのお陰です。年長さんになるとおもしろいことを沢山いいます。
ちょっとしたことでいつまでも怒る子がいますが、それはそれで正義感からです。
今まで一生懸命、言われたことを守ってきた子に多いのかもしれません。
そういう意味では私たちの言い方はとても大事だと思います。
頭ごなしに言うのではなく、一緒に考えていけるようにこれからも心していかないといけないなと思いました。
トラブルは歓迎すべきことです♪
「あ~また喧嘩して~」ではなくて「お!!今日はなにかな?」と捉えるだけでこちらの対応が変わります。余裕ができます!!
しかし・・・しかし・・・母になると私もまるっきり感情的ですのでご安心くださいね。
自分の子供には過剰な期待があるからでしょうか??
あ~~!!我が子達・・ごめんなさいね~~><;><;