今回は、お仕事ネタです。
ほのぼのしていません(笑)
初めに申告しておきますね・・^^
最近の研修として、「危機管理」をメインに行っています。
勉強すれば勉強するほど、危機管理は難しく、日々の意識が重要なことがわかります。
保育園で過去に起きた事例を調べてみました。
保育士には、医師ほどではなくても、保護者以上には専門的知識があるプロ
として、社会的には認識されています。
救急搬送する判断、危険を回避する方法やタイミング
常に、危険が起こりうると考えて保育を見直す日々の努力
どれかが欠けても、プロとは言えないというわけです。
とてもとても難しいですよね。
しかし、お預かりするお子さんの命を守るため
職員を守るため、やはり、私たちは常に最善を尽くさなくてはならないんですね。
今回、受けたヒヤリハットの研修では、どれほどヒヤリハットが重要か
たっぷり教えていただきました。
「息ができない」という最悪の事態は、ヒヤリハットの段階で防がないと
最悪の事態に陥ってしまいます。
食べ物がのどに詰まる、嘔吐物がのどに詰まる、ひもが喉にひっかかり息ができない
小さなおもちゃを口に入れて、喉につまる。
どれも、保育園で起こり得る事故です。
考えるだけで、胸が詰まります。
だからといって、おもちゃをすべて撤去するわけにはいかないし
危険だからと言って、遊ばせないわけにはいきません。
保育者は、子どもにたくさんの経験をさせつつ、安全を守るという
高度なテクニックが必要な職業なのですね。
あらためて、自分の仕事の意義を考え、アンテナを高くするという意識を
全職員が持つ重要性を感じました。
「ひやっとしたこと」「はっとしたこと」を放置せず、最大限の努力をする。
「うちの保育園は大丈夫だろう」「うちは、ちゃんとやっているから起こらない」という意識を
「認知バイアス」と呼ぶそうです。
人は、誰でも楽観的に考える生き物だそうです。
「うちの子に限って」・・これもよく聞きますね。
プロたるもの、「自分の園でもいつ起こるかわからない」という意識を持ち続けたいものです。
固い話で失礼しました。